DAILY

関西在住の元大学生

久しぶりである

ようやく夏休みに入り、生活も落ち着いてきたのでブログを再開してみようと思う。

しかし、つくづく自分はマルチタスカーではないことがこの20年間あまりで明らかになっているので、これもいつまで続くか…。

昔っから一つのことにしか集中できないんですよね。英語の勉強なら英語の勉強。サークルならサークル。どれか一つに集中すると、他の事がないがしろになってしまって結局中途半端になるんですよね。色々なことが継続的にできる人は昔っから尊敬の対象です。

 

ところで、もう3回生になってしまったんですよね…。つくづく早い。

高専を中退して2年浪人して大学入って、気づけばもう就活ですよ。そりゃ年もとりますわな。

 

president.jp

 2年半ほど大学生活を続けて来て思ったんですけど、現代における大学ってなんの意味があるんですかね。どんな役割を持っているんですかね。

周りを見ていると、常に意識を持っているのは「より良い」就職で、大学の講義なんてそっちのけです。意識にあるのは単位を取ることであって、学問的な面白さではない。だから出席点がなければサボってしまうし、テスト前にしか勉強しない。勉強と言えば、TOEICTOEFL、会計士の資格勉強ばかりですね。

大学も大学で、少子化による若者の減少によって学生側のニーズに迎合しようとしている姿勢が見受けられます。キャリア教育や資格試験に寄った講義を行い、就職支援のための施設に資金を投入しています。大学のホームページには就職率・就職先が必ず掲載されており、そこからも学生(=消費者)への迎合の姿勢が見て取れます。

自分としては大学は学問をやる場所だという思いがありました。しかし、多くの人にとっては大学はそのような場所ではないようです。もちろん、自分と同じ思いを抱いている人は存在しますが、それはごく限られた人数です。大学という場所は今後どうなっていくのでしょうか。とりわけ就職に直接結びつかない文系はどうなっていくんでしょうね。