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関西在住の元大学生

『理系のためのクラウド知的生産術』 堀正岳

前回のと似たようなのを買ってしまいました。またまたクラウド関連の本です。理系のためのと書かれていますが、文系でもだれでも存分に生かしていけると思います。

書かれているのは、一貫してクラウド関連の様々なツールを駆使していかに自分の大切な『時間』を作るかですね。 いわゆるLifehackと呼ばれるものに分類されるんだと思います。 これは前回記事にした野口悠紀雄さんの著書と同じですね。ただこちらの方が実践的であり、多様なツールが紹介されていました。まぁ大々的に紹介されていたのは同じくevernote、g-mail、dropboxですね。これらを連携させるのが今の定番なのでしょう。

本書にはこんな一節がありました。

多くの人が朝一番にメールをチェックすることが多いと思いますが、じつはこれが「一日をメールで始め、メールで終わらせてしまう」原因にほかならない。

これはなるほどその通りだと思わされましたね。まぁ分かってはいたんですけど、改めて言われると痛感するというか、なんというか。朝起きると必ずラインをチェックするんですが、その延長でTwitterやらsmartnewsやらどーでもいいようなサイトに飛んじゃったりしちゃってるんですよね。それでベッドだらだらしてる内に二度寝しちゃうと。改善せんと駄目ですよね。1回生の内に

後、何かしらの動画を見ながら朝ごはんを食べるのが日課なのですが、これもやめた方がいいですね。午前中をもっと集中する時間にすべきと思わされました。

 

GTDという考え方について紹介されていました。

①頭の中にある「あれをしなければ」「これを忘れてはいけない」という考えは、すべて紙のノートやパソコン内のタスク管理アプリケーションを使って外部に書き出す。

②書き出された「やるべきこと」は、すべて「今」「この場所」でできるかどうかに基づいて整理します。そして、常に「次にやること=ネクスト・アクション」が明確になっているようにします。

③こうした①と②のステップを毎週見直すことで、常に頭の中が「やるべきこと」でいっぱいになっていない、クリアな状態であることを目指します。

まぁ要するタスク管理に関する考え方ですね。僕が目新しかったのは下線を引いた部分です。自分の中にあるやるべきこと全てを何らかの媒体に出力して、それをいつどこで取り組むべきかで整理していく。是非とも実践していきたい考え方です。

 

本書や 野口悠紀雄さんの著書でも述べられていたのが、ファイルを整理する時は時系列順にすべしということ。なんでも人間というものは時系列順の方が忘れにくいのだとか。だから断片的に残った記憶には時系列データが多く、時系列順に管理していおくとすぐ見つかりやすいんだってさ!

 


 

グループワークや論文制作役立ちそうなものがいくつか紹介されていたので、メモっときます。

 ・メンデレイ

論文のアルバムをクラウド上に作成し整理してくれるソフト。他のユーザーと論文を共有しながらデータベースを構築することができる。

これは理系の院生とかにすごく役立ちそうかな。

 

 ・リメンバー・ザ・ミルク

タスク管理に特化したサービスです。これにもクラウド特有の他者との共有機能がついています。複数の人と強調してタスクを進めなければならない時に重宝しそうです。

現在使用しているAwesomeNoteでは期日順に並べ替える方法が分からない(そもそも存在しているのか分からない)のでこっちを使ってみようかなと考えています。

 

 ・GoogleDocument

ネット上で作成できるワープロサービス?。これは有名なんですかね?有名なんでしょうね。知りませんでした。後期から始まるグループワークに非常に役立ちそうです。うちのグループただでさえ人数が多いのでおそらく、全員が集まるのは不可能そうなのでね…これを使って仕上げていくのもありでしょう。

 

 SlideShare

プレゼンテーションファイルをネット上にアップロードして見せることができるサービス。これも後期のグループワークに役立ちそう。

 

 ・MindMeister

マインドマップクラウド上で共有できるサービス。これも ry)

 

 ・GoogleSites

簡易ホームページ作成サービス。メンバーのだれもが自由に編集でき、カレンダー、GoogleDocument、写真等々簡単に張り付けられる。複数の人らで長期間にわたって何かをやるのに使えそうです。

 


 

 今までずっとYahooメール使ってたから、結構いろんなサイトにYahooメールで登録しちゃってるんですよね…できればg-mailで全て統合したいんですけどめんどっちいな…